こんにちは！名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「デリケートなギタリストの話」です。

長い間ギターをいろんな人に教えていたり、プロのギタリストの人などと話しているとギタリストと一言に言ってもいろんな性格の人がいます。

今回はギタリストのデリケートさ加減に関して書いていこうと思います。

実は僕は結構いい加減です。個人的には「いい加減」→「良い加減」と勝手に変換してますが・・・
ギタリストのデリケートさはその人が持っているギターを見ればすぐにわかります。

几帳面な人はボディがきれいです。逆に手垢がついている方、ヘッドやブリッジ周りが埃だらけな人もいます。弦交換の際に掃除しているか、何を使って（メンテナンスグッズ）きれいにしているか、どれくらいの頻度で掃除をしているか、弾いたあとでクロスなどでどれだけ拭いているかなどで数年後の見た目がかなり変わってきます。

また弦交換のタイミングも個人差があります。当たり前ですが綺麗にしているのが一番ですが、指板の掃除からのオイル塗布、ボディーの掃除からのオイル塗布、ブリッジ周り、ヘッドのペグ周辺の埃取り、ネック裏も綺麗にします。

エレキギターの場合はそれにピックアップやジャック周りの掃除が加わります。
なのできちんとやろうとすると弦交換だけで結構時間がかかってしまいます。

さらにデリケートな方だと普段から湿度などにも気をつかうのでシリカゲルを入れたり部屋の温度管理＆湿度管理など楽器や並にしている人もいます。

僕もさすがに温度には気を使いますし、直射日光などは大敵なので保管状況にはある程度は考えていますが、湿度はそれほど気にしてません。

僕が聞いた中ですごいなと思ったギタリスト（又聞きなので真偽のほどは定かではありません。が・・・）の話をします。知り合いが大事にしているアコースティクギターを見せてもらった時の話です。

ギターケース（ハードケース）を持ってきてそおっと蓋を開けます。通常であればそこでギターを取り出すのですが・・・・・

「ちょっと５分待って、空気になじませるから」

と言われ５分待ったそうです。どうやら毎回ギターを弾く前にこの「５分待つ儀式」をしているとのこと・・・・毎回ケースに入れるだけでも弾くまでの手間がかかるのでどうかと思う僕にとって見ると５分待つ間にモチベーションが下がってしまうのではないかと心配してしまいますが・・・・当然ですがその人は手入れもしっかり、湿度、温度管理も完璧なようです。

綺麗に越したことはないですが、何でも中庸が肝心です。と思ったりします。